心理

新学期がつらい、学校に行きたくない子どもたちの「#8月31日の夜に」に耳を傾ける 

中高生の夏休み期間が明ける時期になり、様々な理由で学校に行きたくない・行くのが怖いという子どもたちの精神的な不安やぐらつき、未成年者の自殺がこの時期、より危惧されています。

学校や友だちが好きな生徒は始業式を楽しみにしますが、いじめられていたりクラスになんとなく居心地の悪さを覚えていたりすると始業式が苦痛であったり、憂鬱な気持ちになってしまう子どもは少なくありません。

Twitterでは、「#8月31日の夜に」というタグがあり、9月から学校が始まる生徒や、すでに新学期を迎えている学校の生徒が自身の憂鬱な気持ちを吐き出すタグとして利用されています。

NHKの福祉ポータルサイト「NHKハートネット」では、「2019年夏休み ぼくの日記帳」という自身の気持ちを投稿できるサイトが設けられており、そこに投稿された悲痛な思いが「#8月31日の夜に」のタグとともにTwitterにも投稿されています。

ここには、多くの子どもが様々な理由から「学校に行きたくない」「新学期がつらい」と感じた気持ちを投稿しており、本日27日の時点ですでに515ページにかけてたくさんの心の訴えが掲載されています。

また、Twitterで「#8月31日の夜に」とタグ付けされている投稿の多くは、過去にいじめられていたり不登校であったりという経験を経て、大人になった今だからこそ同じ境遇で悩んでいる若者を助けたいというユーザーのツイートであり、1人で悩む前にどうか吐き出してほしいと警鐘を鳴らす声も多く挙がっています。

「はるかぜちゃん」の愛称で親しまれる女優でタレントの春名風花(はるなふうか)さんは、Twitterで、

「いじめている側が学校に来なくてよい」という持論を展開し、今苦しんでいる方を肯定し認める投稿をし話題となりました。

この投稿には賛否両論多くの意見が挙がりましたが、この考えを持つ方・賛成する方に個人的には救われました。私は中学生の頃いじめを受け転校し、その後も人の目が怖く志望していた高校に行くことが叶わなかったため、何食わぬ顔で日々を過ごすクラスメイトが憎らしく感じていました。

「辛かったら学校に行かなくてもいい」という意見以上に、「堂々と学校に行っていいんだ」という当たり前かもしれないことがとても新鮮なことのように思えます。

今悩むすべての子どもたちに、その存在を肯定し認める大人や友だちがそばにいてくれるといいなと願うばかりです。

現在厚生労働省を始め、多くの機関で未成年者の自殺や気持ちの落ち込みに対し策を講じています。

電話相談だけでなく、LINEなどのSNSで気軽に相談できる時代。誰にも言えない気持ちに1人で悩む前に、こういった窓口を利用したり、SNSなどのツールを用い自分の気持ちを吐き出すことで、少しでも悩み沈む気持ちが晴れたら良いなと強く思います。

いつのまにか仕事がやりやすくなる、「考え方」改革

今の仕事がつらい方、楽しい方、今が頑張り時な方、「組織の中の自分」という働き方を確立させた方。

仕事を行う中で、「どう仕事をしていくか」「どうしたら仕事が円滑に進むか」と考えて実践していくのは、社会人として成長するために必要なことです。

一方で、つらくて行きたくないと感じる方もいるかと思います。

ここでは、仕事への憂鬱感を軽減する考え方をご提案していきます。

自分も上司も完璧ではないと知る

「上司が嫌い」という声は、会社で働いていればよく耳にする言葉です。

自分の上司に対し、各々不満や改善してほしい点などはたくさんあるかと思います。

上司は基本的には「自分を評価する」立ち位置にあると思います。評価のために媚びるというアクションを勧めはしませんが、険悪な関係よりかは支え合える関係の方が自分も上司も気持ちが楽だと思います。

自分の先輩で、かつ管理職の方に対し、「もっとこうなればよいのに」「なんでこの人はこうなの?」「なんで自分は評価されないんだろう」と不満を感じる方は少なくないですが、特に中間管理職の方は上からは結果を求められ、下を統率し仕事を進めなければならないという重責があります。

正直下からすると「そんなこと知ったこっちゃないよ」と思うかもしれませんが、上司も人間で、完璧ではありません。上司は上司で色んな葛藤を抱えている可能性があります。

なので、上司を変えるよりも自分の心持ちを変える方が早いですし、仕事もやりやすくなります。

どうしても上司が嫌い!ということでなければ、上司が苦手な面のサポートを自らしてみたり、上司の声に少し耳を傾けるだけで、意外な一面が見えてくるかもしれません。「この人はこういう人なんだな」と大人な対応をし、自分ができるサポートをしてみましょう。

また、自分がミスをしたとき、自分を責めすぎるのは良くありません。自分も完璧に仕事ができるわけではないからです。

上司に完璧を求めず、また自分も完璧でないということを心得ておくだけで、上司への関わり方はぐっと変わるのではないでしょうか。

人と自分を比べても仕方ないということを知る

自分を人と比べて落ち込む方は少なくないのではないでしょうか。

往々にして「自分は自分、人は人」と教えられてきましたが、実際にそう考えるのは難しいこと。

ですが、自分の仕事と人の仕事を比較して、「誰々の方が評価されている」と考えるのは落ち込むもの。マイナスな感情を生産しています。

仕事を任せる量を上司は、人によって変えているかもしれません。

同僚の仕事が自分より多いのは、同僚のこれまでの仕事が認められているからかもしれないし、企画がよく通る同期は魅力的な提案をいくつもしているからかもしれません。

みんな実はしっかり仕事をしていて、その成果が認められて今に繋がっていると思うと、比較している場合ではないと分かることかと思います。

比較は、自分を見失ってしまいます。

まず自分のできることを精一杯やろうという気持ちを持って、比較はいったんやめてみましょう。

「チームで仕事」を意識する

組織の一員として働く方は、職場に「チーム」があるかと思います。

上司や同僚が近くにいて、仕事に詰まったときは1人で抱え込まずに相談・共有してみましょう。

何気なく相談した困りごとから、様々な情報を得ることができるかもしれません。困りごとの対処法や仕事のノウハウを共有してもらうというのは、とても大切なこと。

「1人で完璧にやらないと」と抱え込んでしまうと、いつのまにかパンクしてしまいます。長い時間1人で悩まず、チームの力を借りることで、新たなアイディアや質の良い仕上がりを目指すことができます。

仕事で必要なのは「1人で完璧に仕上げること」ではなく「クオリティのよい仕事をする」こと。

ため込まず、チームで仕事をするということを意識するだけで、いつもより少し仕事がやりやすくなるかもしれません。

おわりに

仕事に対する考え方1つで、煮詰まっていた案件が意外と円滑に進んだり、気持ちが楽になったりするもの。

長く付き合うテーマだからこそ、随時気持ちを見つめ直すことが必要です。

無理せず、人と比較せず、周囲の力を借りつつ仕事を行っていくことで、仕事がやりやすくなるかもしれません。

「まだ大丈夫」は危険信号 気持ちの落ち込みの打開策

仕事やプライベートで気持ちが落ちこんでしまい、気力がでない。悪天候も相まって、落ち込んでしまうことは誰にでもありますが、長く続くようなら危険信号が体と心から発信されている証拠。

特にこの時期、新社会人の方は仕事に少しずつ慣れてきた時期でもあるかと思います。研修期間を終え、本格的に仕事が始まったけれどミスを連発してしまう、怒られてしまい落ち込むといった悩みが多く出てくる時期でもあるかと思います。

個人的にも最近よく「気力の落ち込みが激しい」「でも私はまだ大丈夫」という相談を受けることがあるのですが、「まだ大丈夫」はちょっと危険。

落ち込んでも気持ちに折り合いがつけられる人は、「まだ大丈夫」という気持ちよりも「まいっか!」「次は気をつけよう」と前向きに捉えることができるからです。

「まだ大丈夫」を放置しておくと、動くのも困難になってしまったり、ずっと落ち込んでしまったりと様々なリスクが考えられます。

ここでは気持ちの落ち込みの打開策をご紹介していきたいと思います。

趣味や好きなことをする時間を意識的に設ける

一般的に、趣味や好きなことに興味関心がなくなってくるとうつ傾向にあると考えられています。

自分が好きなことをする時間を意識的に設けてみて、しんどくなったらかなり疲れているサインです。

ですが、逆に楽しかったり気持ちよかったりとプラスな方向に感じるのであれば、趣味の時間を増やすことで一時的に発散できます。

その時間が一時的であったとしても、気持ちが少しは前向きになることかと思います。

仕事を休むというのが難しいとき、仕事後に休息をとってもなにかもやもやする時は、そういった時間を設けてみてください。

寝る

落ち込んで寝れなくなることが多くなったら心がSOSを出しています。

正直、夜に考え事をしてもマイナスな方向へ考えてしまったり、考えがまとまらなかったりするので夜の考え事はおすすめしませんが、どうしても考え込んでしまうことが多い夜。

そんな時はスマホを切って、部屋を暗くして寝てしまいましょう。

いつもは起きている時間に思い切って寝てしまうことで、朝すっきり目覚めることができ、憂鬱な気持ちが少し薄まってるかもしれません。

人と話す・外に出る

どうしても、悩みを自分のなかにためこみきれなくなることはあると思います。

できるだけ、身内や友人、恋人に自分の思っていることや悩みを「もう無理だ」と思う前に話してほしいです。

気力が落ちるところまで落ちてしまうと、人に話したり外に出ることすら億劫になってしまいます。

なので、限界を感じる前に誰かに打ち明けることで、気持ちを楽にしてしまいましょう。

「趣味の時間を設ける」とかぶるところがありますが、ひとりでいるとさらに落ち込みが激しくなってしまうという場合は外に出ることをおすすめします。

例えばジムやスポーツをしたり、散歩だけでも体を動かすことですっきりします。友人と飲みに行くというのも外へ出て喋れるのでおすすめ。

ですが人と話すことでさらに疲れてしまう、という方は無理はしないでください。

改善しないとき

それでも改善しない場合は、心が疲れ切ってしまっている可能性が高いです。

気力の低下は本当に恐ろしく、ひどくなると体が重く何もできなくなってしまいます。

そうなる前に、「心療内科の受診」もひとつの打開策です。

心療内科や精神科は、ハードルが高いという方は多くいらっしゃるかと思います。

ですが、風邪をひいたときに症状を医者に訴えるように、心の不調を訴えるという観点で考えると、それほどハードルは高くありません。

自分と関係がない人に自分のことを打ち明けるのは、想像よりも気持ちが楽になります。自分にまったく関わりがないので、知り合いよりも打ち明けやすいのです。

また、薬に抵抗がある方もいるかと思います。今では気持ちの安定を図る薬が多く、医師と相談しながら自分に合った薬の処方をお願いすることもできます。

動けなくなって自分が苦しくなることは、とてもしんどいこと。

改善しない場合は、受診を選択肢にいれるのもひとつの手段だと思います。

おわりに

ここではいくつか、落ち込みの打開策をご紹介してきました。

どれも一般的なように思えますが、しんどいときはどうしても難しいと感じるものが多いです。

夏バテも相まってしんどくなりがちなこの時期ですが、つらい・しんどいと感じるようになったら、どうかすぐに休息をとってください。

事件が起きるたびにつらくなってしまう、そんな私たちにできること

18日朝、京都アニメーションが放火された事件で、現在までに33名の死亡が確認されています。

あまりに凄惨でやるせない同事件は、平成以降最悪レベル。報道や情報に、自分のことのように胸を痛め、打ちひしがれる思いを持つ方は多いのではないでしょうか。

また、「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」、「Free!」、「CLANNAD」など、数多くの作品を手掛けてきた京アニ。

作品とともに大人になった視聴者は少なくありません。

犯人の身勝手で無責任な犯行により、多くの人の、クリエイターの命が失われたことへの怒り・苦しみに、気持ちが落ちてしまう方もいるかと思います。

事件や震災があったとき、情報をニュースやSNSなどで容易に知ることができる昨今。

突然の事件により、流れるように入り込んでくる情報に、精神的にしんどく感じてしまう方も、一定数いるかと思います。

知らず知らずのうちに、そういった情報が自分に大きなダメージを与えていることがあります。悲しみやつらさややるせなさに引っ張られてしまい、心身ともに落ち込んでしまう場合もあります。

居合わせた方の安否、報道を見るたびに犠牲者の方が増えることで、大きなショックを受けてしまう方も多くいらっしゃいます。何もできないことが歯がゆく、どうしたらよいのか分からなくなってしまうこともあります。

そういったときに必要なことは、「自分の心を守ること」です。

いったん情報から距離をおくことが、自分のメンタル面の健康を守るひとつの手段となります。まず、情報から離れて、少しでも休んでください。

情報を流れるままに自分の中に取り込んでいくことで、大きな不調の波が自分を襲う可能性が十分に考えられます。

情報を断つことは、勇気がいると思います。情報を断っても、一度しんどくなった心の回復は容易ではありません。

ですが、心がしんどいと自覚のある方は、情報からいったん距離をおきましょう。傷つき疲労した心身を、一度休ませてください。

幸せに慣れていないすべての人に贈る、「自己肯定感」の高め方

我慢しすぎて、自分のことがいつも後回しになってしまう。

自分を極端に「ダメな人間だ」と思い込んでしまう。

自分のことが許せない。幸せな状況に陥ると「こんなに幸せでいいのか」と慣れていない幸せを自ら手放そうとしてしまう。

このように感じる方は、少数派かもしれませんが一定数いるかと思います。

このような方は、自分のことを認められず、自分に厳しくしてしまうので、自ら人生を生きにくくしてしまっています。

これらの悩みは、自己肯定感を少しでも上げることで解決に近づきます。

では、どうしたら自己肯定感を上げることができるのでしょうか。

「結果」のみに振り回されない

自己肯定感が低い人は、自分に厳しい人。

ですが、自分に厳しくても「他者に認められたい」という感情は少なからず誰でも眠っています。その裏側に、「他者が認められていると少しつらい」という嫉妬のような感情もあります。

この嫉妬に振り回されてしまうと、「あの人は仕事で成功を収めた」「テストで100点を取っていた」「みんなに認められている」と、他者の成功に気を取られ、自分は何でこうなんだろうと落ち込んでしまいます。

ですが、みんなうまくいったことには「過程」が必ずあります。

社会人になると、「過程より結果だ」と言われることがあるかもしれません。ですが、自己肯定感を高めるためにはこの「過程」に目を向けることはとても大切なこと。

結果ばかりに囚われて、他者と比較してしまうと、自身が求める結果と実力に差が出てきてしまい、結果が出ないという悪循環に陥ってしまいます。

これまでの成功体験が少ないゆえに他者を羨んでしまうのは、とてももったいないこと。

まずは自分が目標にしていることを明確にし、その目標を達成するための過程を踏むこと。達成してもしなくても、その過程を頑張った自分に目を向けてみてください。

休息の時間をとる

自分に厳しい人は、「頑張ることが美徳」という考えが根底にあります。

もちろん、頑張ることはいいことですが、「怠けてはいけない」という気持ちに傾きがちで、疲れてしまったから休むという自分を許せないのです。

休むことは、悪いことではありません。むしろ休むことが効果的に働くこともあります。

「弱音を吐いてしまったらだめだ」「周囲に迷惑をかけてしまってはだめだ」と過度に考えすぎるのも、いったんやめてみましょう。

また、疲れたときにいざ休んでみても、「休んでいていいのだろうか」という不安感に支配される方もいらっしゃるかと思います。

ですが、罪悪感を持つよりも思いっきりその時間を自分のために使った方が有意義です。

休んでいいんだと休む自分も許してあげてください。

へりくだりすぎない

日本人はとくに、へりくだることを良いとする風習があります。

このへりくだるをはき違えて、ただ自分を低く貶めてしまったり、自虐してしまっていたりとマイナスな方に自身を持っていってしまう人は少なくありません。

他者に敬意を払うことと、自分を貶めることは違います。

褒められた時や日常生活の中で「自分なんか…」と言ってしまいがちな方は、へりくだりすぎにご注意ください。

度が過ぎると相手も複雑な気持ちになりますし、自分も悲しくなってきます。

自ら「自己否定」を繰り返さないという意識で、ちょっとずつでも気持ちは変わってくるかと思います。

自分を労わり、自分を許す

自己肯定感の低い人は、どこか自分の存在を認められず、苦しんでいます。

過去の体験や家庭環境なども深く影響していることだと思います。

ですが、まずここまで頑張ってきた自分を見つめて、ほめてください。自分のことや自分の感情を大切にすることで、人生はもう少し楽になります。

また、これまでの体験から「自分はいらないんだ」というような感情を抱いたことのある方は、自分の存在を認められない・許せないと思ってしまうかもしれません。

自分はここにいていいんだと、存在をまず自分が認めることで、周りの人にも認められていくものだと思います。

まず自分の意識を変えることが1番の近道と言えます。

おわりに

私は自己肯定感が著しく低く、存在を認められなかった側のため、上述したポイントを意識してもそんなにすぐに自己肯定感は上げられないと思います。

ですが、意識することで、以前よりも生きることが少し楽になることには間違いありません。

自分に厳しい人は、これまで辛い思いをたくさんされてきたかと思います。

ひと休みして、まず自分をみつめてみませんか。

あえて鈍感に生きる!スルースキルの身につけ方

仕事がつらい、上司が怖い、周りの目が気になる。

気にしなくても良いようなことを引きずってしまい、自己嫌悪に陥ってしまう。

嫌われたくなくて下手にでてしまう。もはや下手にでない自分が想像できない。

他人を優先してしまい、自分のことを後回しにしてしまう…。

こうした感情に振り回されている方はいませんか?

周囲に必要以上に気を遣ってしまう方は、そういった悩みが尽きないのではないでしょうか。

周囲の気持ちを敏感に察する人は、心が優しく気を遣うことができる人。

ですが、あまりに敏感だと自分の心が擦り減ってしまいます。

もう少し楽に生きるためにおすすめなのは、「スルースキル」を身につけること。

言うのは簡単ですが、それができないから悩んでいるんだと思います。

どうしたらもう少し鈍感に生きることができるのか、考えていきたいと思います。

まずスルースキルってなに?

スルースキルとは、他人に批判や注意などされたときに軽く受け流すことができる能力のこと。

スルースキルが身についていると、自分にとって不愉快なことを言われたときに動揺しにくくなるため、自分の精神状態が安定します。

また、人の意見に囚われなくなるため、気持ちが楽になり自分をないがしろにすることが少なくなります。

批判を受け流すことで、多少嫌な気持ちにはなりますが人との衝突や対立が減ります。「ああまたなんか言ってるな」くらいになれば最高です。

個人的に思うのは、鈍感な人は気を遣うという印象は薄めですが、周囲を気にせず自分のやりたいことをやり、成功する方が多いです。

では、どうしたらこの「スルースキル」が身につくのでしょうか?

スルースキルを身につける方法

①「自分中心」に考えてみる

人の言動を平気でスルーできる人は、たいてい自分中心の世界に生きています。

よく学校なんかでは「人の気持ちを考えなさい」と教えられてきましたが、他人中心で考えても結局自分があんまり得しません。

他人の一挙手一投足に囚われていても、自分にメリットはないことを知ることがまず必要です。

自分中心に考えたことのない方は、それって「自己中」とみなされるのではないか、と不安になるかと思います。

ですが、周囲も自分中心に物事を考えているのであれば、あなたのその自分中心の考えに周りが囚われることはありません。人のことを気にしないからです。

自分だけ他人中心の世界でもがくのは、辛く苦しいこと 。

それなら「まあいっか!」と自己中になってしまった方が自分が楽になれます。

②真に受けすぎない

「冗談が通じないよね」と言われて傷ついた経験はありませんか。

また、「〇〇さんがあなたのことを裏でこんな風に言っていたよ」という悪意があるのかないのか分からない密告により陰口の事実を知り、苦しんだことはありませんか?

ほとんどの場合、言った本人はたいして何も考えずに言っていることを知りましょう。

もちろん本当にそう思われている場合もありますが、言った張本人はたいてい20分後くらいには言ったことを忘れています。

だから、それを真に受けてあなただけが苦しむ必要はまったくありません。

誰かに怒られたり注意をされたとき、「自分が悪いからこうなってしまったんだ」と思ってしまうかもしれませんが、その相手の機嫌がたまたま悪い場合もあります。

私が以前勤めていた職場の上司は、同じミスをしても機嫌がいいときに報告するのと悪いときにするのでは怒られ具合がびっくりするほど違いました。

なので、機嫌が悪いときの上司の発言は極力真に受けないようにしていました。すると、なぜか注意を受けて反省していたときよりもミスをしなくなり、やがて自分を認めてあげられるくらい成長できたのです。

「自分が悪いんだ」という思い込みは、苦しみしか生みません。

真に受けないというのは態度が良くないとイコールにも考えられますが、聞いているフリくらいで丁度良いのだと思います。

③嫌なことを言ってくる人は、子供だと思うようにする

鈍感になろうと思っても、やっぱり嫌なことを言ってくる人や面倒くさい人はいるかと思います。

もうスルーすら面倒くさいときは、相手を子供だと割り切って接するのがお勧めです。

子供だと思えば「なんか言ってるけどまあ子供だから仕方ないか」と割り切ることができます。

一見冷たいように思えますが、ストレスから自分の心を守るのがまず第一です。

おわりに

ストレスの多い現代社会で、人のことばかり考えてしまうくせがついている人は一種の「生きづらさ」を感じているかと思います。

その生きづらさを解消するには、少なからずスルースキルや鈍感力が必要となってきます。

自分の気持ちをまず1番に考えて、上手に生きる術を模索していきましょう。