【ドロドロ】ずっしり重い小説4選

ハッピーエンドも良いけれど、たまに重く苦しくなるような小説を読みたくなる夜はありませんか?

ハッピーエンドを好む方からすると、バッドエンドのなにがいいんだ!と思われるかと思いますが、陰鬱なストーリーを好む方も一定数いるのではないでしょうか。

ここではそんな、ずっしりと重い小説を紹介していきます。

乱反射/貫井徳郎

単発ドラマ化されており、また以前乃木坂46の齋藤飛鳥さんが紹介していたこともあり、読んだことがある方も多いのではないでしょうか。

600ページの重厚感は、読む前から只者ではない感があります。

ですが、あっという間に読み切ってしまえるくらい読みやすいのです。難しく読みにくそうに思えますが、読み始めると本を閉じるまであっという間に思えるくらい。

ひとりひとりの小さなモラル違反が引き起こす事件の描写は圧巻です。

登場人物が全員自己中心的。最初から最後まで救われないストーリー。

自分の身の周りでもありそうだからこそ余計にリアル。何回か再読していますが、結末が分かっているのになぜか毎回ラストで泣いてしまいます。

事件の核となる部分に近づいていく臨場感に、ハラハラすること間違いなし。

リバース/湊かなえ

こちらもドラマ化されているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

ドラマも観ましたが、原作のほうがラスト容赦がないように思います。

ドラマはまだ救いのある内容でしたが、原作はショッキングなまま終焉。初めて読んだとき、あまりに救いのないラストに鳥肌が立ったことを覚えています。

作中に出てくる珈琲が美味しそうなのも魅力のひとつ。

一度本を開いたら、必ず最後まで読んでいただきたい1冊です。

夏と花火と私の死体/乙一

鬼才乙一が16歳の時に書き上げた1冊。

まず主人公が死体で、死体の視点から物語は進んでいきます。

暗澹とした田舎の風景の描写が、より一層物語の暗さ引き立てています。

そんなに長くないので、空いた時間に手軽に暗い気持ちになりたい方にお勧めです。

殺人鬼フジコの衝動/真梨幸子

本当に重く暗い話が好きな方にはお勧めですが、軽い気持ちで読むとあまりの残忍さに耐えられなくなる可能性があるのでご注意ください。

この本はあとがきまでが物語です。最後まで読み逃さないでください。

サイコサスペンスとしてカテゴライズされているだけあり、衝撃度は★5つです。

真梨幸子はイヤミスの女王として定評があります。本作以外もほとんどの作品がイヤミスのため、イヤミスを読み漁りたい方にはお勧めです。

上記4作品はハッピーエンドではありませんが、読書生活に新たな新鮮さをもたらしてくれます。

ぜひご一読ください。